こんなにあるの!?塗料の種類と木部・鉄部塗装について

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塗料の種類

塗料の種類は800~1000種類あると言われています。
一般の方がご自分の家を塗装するのにいくら勉強しても、条件に合った塗料を選ぶことは正直なところ難しいと思います。

 

同じ材質の塗料でもメーカーによって名前も違えば扱い方も違います。
判断方法として、塗料の素材の違いによるグレードで区分するとわかりやすいでしょう。

 

以前の新築現場で最も多く使われていた塗料はアクリル樹脂系塗料でした。
最近では、ウレタン樹脂やシリコン樹脂系塗料が主流となってきています。
こだわってセラミック系塗料を指定される方もいます。

 

耐久性に優れた塗料を使うに越したことはありませんが、外壁の素材の耐用年数を考慮することや、下地の傷みに合わせた塗料選択がとても重要です。
「今の家にあと何年住むか?」ということも中心に考えても良いでしょう。
例えば、あと10年しか住まないかもしれない家に、最上級塗料で100万円上乗せして工事をする必要はありません。

 

悪質業者の「半永久的に持ちます。」と言う言葉には注意してください。
下地の外壁の補修もせずに「高価なシリコン系の塗料だから20年持ちます。」などと言われたらまずオーバートークだと思って間違いありません。

 

最近では次のような付加価値のある塗料も登場してきていますので知識として知っておくと良いでしょう。

・セラミック変成塗料(セラミックが配合されている塗料)
・光触媒コーティング材(太陽の光で汚れを分解する)
・断熱塗料(熱を通さない、逃がさない塗料)
・遮熱塗料(熱を反射させ遮断する塗料)
・ 高弾性塗料(弾力性が強く伸縮するためひび割れにくい塗料)

 

塗装で考えなければいけないのは、仕上げ材の塗料の材質もそうですが、その下に塗る下塗り材というものも非常に重要です。

 

本来、下塗り材とは外壁の素地と上塗りの塗料を密着させるために塗る接着剤的な要素が強いのですが、最近では上塗りの塗料と併せて下地を強化するために、「下地補強型の下塗り材(下地調整剤)」が発売されています。

 

塗膜を長持ちさせるためには上塗り材に合わせて下塗り材も強力なものを使用し、しっかりとした土台を作ることが重要です。
下塗り以外にも、下地の洗浄方法などどんなやり方で行うのかなど、事前に質問し確認をしておくと、工事開始後のトラブルも減らせるはずです。

 

見えない部分にどれだけこだわるかが本来の職人の腕の見せ所なのですが、手抜きのポイントにもなりますので注意してください。

 

 

木部・鉄部

外壁塗装工事をするにあたり、もうひとつ差が出るのが、木部・鉄部です。
外壁に関しては先程までにご説明した通りの工事をして頂ければ間違いありません。
しかし、3年後に違いが出てくるのが木部・鉄部です。

 

いくら外壁は高級な仕上げをしていても、木部・鉄部は合成樹脂塗料の1回塗り仕上げという塗装の仕方をする業者も少なくありません。
悲しい現実ですが素人ではまずそこまで気付きません。
本来、外壁よりも早く傷むのは木製破風板や屋根のトタン屋根など、木部・鉄部なのです。

 

工事をして3年後に壁はまだピカピカなのに、木部・鉄部が色褪せたり、塗ったペンキが剥げたり、赤サビが出てきたら我慢できますか?
状況に応じて鉄部にサビ止めを塗る総サビ仕上げで工事をするのが一番丁寧な方法です。

 

サビ止めにも色々とグレードがあるのですが、後々に異常が出てくるこのとのない下地との密着性や防錆効果の高いサビ止め材を使用することを業者にお願いする事をおすすめします。
見積もりで金額に反映してくる部分なので難しいとは思いますが、どうせ任せるのであれば、見えない所や細かな所までこだわりを持って工事できる会社が安心です。

 

まとめ

今回は塗料と木部・鉄部の塗装についてご紹介しました。
業者によっては安く仕上げようとして、薄く塗装したりサビ止めを入れていなかったりという事もあります。
しっかり自分の目で確認して、気になる部分どんどん指摘していくと良いと思います。

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