よく知らない、金属サイディング貼り工事について

kinzoku

 

よくある質問に「私の家は塗装がいいのですか?
それとも金属サイディングを貼らないとダメですか?」というものがあります。

塗装は大体分かると思いますが、金属サイディングについてはご存知でしょうか?
今回は金属サイディング貼り工事についてご紹介していきます。

 

 

はじめに

寒冷地では凍害による影響が問題になります。
外壁リフォームに関係があるの?と思われるかもしれませんが、実はこれが重要な問題なのです。

寒冷地で窯業系サイディングボードが凍害により外壁がボロボロになってくる「爆裂」という症状が出る被害が後を絶ちません。

 

窯業系サイディングボードは石膏とセメントなどを固めて成型してある外壁材ですので吸水性があります。
特に表面の塗装の紫外線による劣化により、防水性が切れるとボード自体が水を吸い込みどんどん傷んできます。

 

特に冬場は吸い込んだ水が壁内で凍結するためにボード内部から爆裂を起こします。
水は凍ると体積が膨張しますので、外壁材の内部から素材を侵すのです。
少しでも表面に爆裂の症状が出てきたら、素材は相当のダメージを受けていると考えてください。
部分的に補修をしても次は別の場所の表面にも爆裂が現れてくる可能性があります。

 

もちろん外壁材の種類にもよりますが、10年を超えた窯業系サイディングボードの場合は、外壁リフォームの際に塗装で大丈夫かどうかの適切な判断が必要です。

 

ご自身で判断が付かないようでしたら、専門業者に判断してもらうことをお勧めします。

 

最近では、寒冷地専用の凍害対策品が出ており、以前のものより性能も良くなってきています。
しかし、窯業系サイディングボードを使用している家は塗装前に細心の注意を払っておいてください。

 

金属サイディングのメリット、デメリット

 

金属サイディングが普及し始めてから10年以上経過し年々製品も改良されてきました。
しかし、金属サイディングを貼る工事は塗装に比べると2倍~3倍の費用が掛かります。
そのメリットデメリットを簡単にご説明いたします。

 

 

メリット

・塗装に比べてお手入れが要らず耐久性が高い

・高い外断熱効果があり冷暖房費の節約になる

・サイディングを貼ることで耐震性があがる

・防音性能により騒音を抑制する

・今風の外観にリニューアルされ始めデザイン性が高いなど

 

デメリット

・工事価格が塗装に比べて高額である

・本物の質感を重視されたい人は模造された外壁だと安っぽく感じる

・何かの原因でへこんだりした場合、部分修理が大変など

 

好みや金額にもよりますが、築年数で15年位経過している窯業系の外壁材の家なら、金属サイディングによる外壁リフォームもお勧めです。

 

 

半永久ってホント?

よく金属サイディングを勧める業者が「半永久的に長持ちします!」というセリフを使いますが、これにも注意が必要です。
一部半永久的に長持ちするだけの耐久性のある加工が施されている高級な商品もありますが、通常のタイプに対して半永久と言う言葉を使うには抵抗があります。
ちょっとおおげさかもしれません。

 

確かに、20~30年経過したトタン壁の家でも錆びて穴も開かずに平気なお宅もあります。
しかし、金属サイディングでも表面は塗装がしてありますので、いずれは紫外線劣化による褪色やサビの発生なども考えておかなければなりません。
手入れもせずに半永久的に持つわけではないという事を理解しておきましょう。

 

 

まとめ

今回は金属サイディング工事についてご説明しました。
金属サイディングについても知った上で、塗装にするか金属サイディングにした方が良いのかを考えて頂きたいと思います。
メリットもあればデメリットもあります。
その部分をある程度は理解して工事にのぞんでほしいと思います。

 

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