金額だけじゃない!屋根の葺き替えについて

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実際に屋根のリフォームをしたいと相談に来られる方で圧倒的に多いのが、「塗装で何とかなるだろう」と思っている方です。

しかし、実際にプロの目から見ると塗装は厳しく、葺き替えを勧めることも非常に多いです。
もちろん、金額は塗装の倍以上かかるという可能性があります。
耐久年数は塗装よりもはるかに良いです。では、屋根葺き替え工事について学んでいきましょう。

 

屋根の葺き替え時期について

屋根に関してもあまりに状態がひどいと塗装をすることはお勧めできません。
例えば、屋根の全面がサビてしまっていたり穴が空いていたりしていたら正直塗装はお勧めできません。

実は、屋根には塗装できる限界回数というものがあります。
大体3~4回塗り替えていると限界と言われています。

また、その前の塗装時期や状態によっては塗料の耐久年数を発揮できないという事も少なくありません。
「葺き替えはお金がかかるから…」と言われる方もいらっしゃいますが、総合的に見ると葺き替えの方が安く済むという事もあるのです。

例えば、耐久年数7年の塗料で塗り替えたとしましょう。
その工事費が40万とします。7年後、また塗り替えます。その7年後にまた塗り替えます。21年で3回塗り替えました。

毎回の塗装工事の金額は同じではないかもしれませんが、3回分の塗装工事費は単純計算で120万円です。
塗装で40万の屋根の平米数から考えると、多少ですが1回分の葺き替え工事費の方が金額は低いケースが多いです。
葺き替えれば屋根は20年以上持ちます。
そのことを考えると、葺き替えの方が総合的に見れば良いという事もあるのです。

一言に葺き替え工事と言ってもいくつか工法があり、それぞれに特徴があります。簡単にご紹介していきましょう。

 

瓦棒葺き(縦葺き)

屋根の勾配が緩い屋根や下りの長さが短い場合にこの葺き方が使われています。
最近の新築ではあまり使われません。葺き替える場合は、既存トタン部分をめくります。下地の状態が悪ければ、木をうち直します。
その上から防水シートを敷いていき、その上に新しいトタンを葺いていきます。

 

横葺き(波葺き)

最近は瓦棒葺きよりも横葺き(波葺き)の方がポピュラーになってきています。
工法自体は先程の瓦棒葺きとほとんど同じですが、瓦棒葺きよりも手間が少ない工法です。

 

カバー工法(S&W工法)

アスファルトルーフィングという防水シートを既存板金屋根(瓦棒葺きなど)に敷き、その上から新しい板金屋根を葺いていくという工法です。
屋根をめくってしまわないため、廃材が少なくて済む工法です。
勾配の緩やかな屋根にはよく使われる工法です。既存の屋根を残すので、下地が既にもろくなり腐ってしまっている場合はできません。

また、サビなどが出ていてそのままにするのが気になるのであればめくってしまう葺き替えをお勧めします。

 

板金屋根材

最近では、ガルバニュウム鋼板という板金を使用するのが一般的です。
遮熱性があり、優れた耐久性と耐候性があります。板金屋さんによっては、質の低いものを使用しているという業者もあります。

見積もりを出してもらう時にしっかり業者に確認しましょう。
色も種類があります。
色選びのポイントですが、板金の場合は色見本より白っぽく明るくなるのを頭に置いて選びましょう。

少し濃い色を選ぶ事をお勧めします。
屋根の場合は黒っぽい色を選ぶという方が多いです。参考にしてみて下さいね。

 

まとめ

今回は屋根の葺き替え工事についてご紹介しました。
葺き替えというと「金額が高い」と思ってしまいがちですが、必ずしもそうでない事を覚えておいてください。
確かに、先立つものは必要です。

しかし、「この家に何年住むのか」という事を長期的なスパンで考えてどのようなリフォームをするのか決めていけると良いと思いますよ。

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