塗装の耐久性を高める!外壁洗浄について

senjyou

 

外壁は雨やコケ、藻などで汚れています。

こうした汚れを完全に落とさないまま塗装すると、いったいどんな事が起こるのでしょうか?

塗装の工事工程の中で最も重要と言える「洗浄」について理解を深めましょう。

 

 

洗浄しないと塗装は1~2年で剥げる!?

 

塗装工事で最も重要な工程と言えるのが下地処理です。

その一つが「高圧洗浄」です。

外壁や屋根など、比較的大きいほとんどの部分に有効で、古い塗膜に付着している汚れを除去するのに、効率的な方法です。

 

よく「高圧洗浄」という名で表現されますが、実際は100~150㎏/㎠の強い圧力によって噴射される水により、薄くはぎとるような作業になります。

外壁の下地がもろい場合は水圧に注意が必要です。

高圧洗浄によるメリットは、外壁や屋根を塗装する際に、塗料をより密着させることができ、塗料の持ちが良いことです。

 

洗浄は目では見て分かりにくい部分ですよね?

手抜きをして、いい加減に洗浄し、洗浄後にしっかり乾燥しないまま塗装をすると、様々な不具合が起こってきます。

外壁の汚れはカビやコケなどの微生物によるものです。

 

汚れを残したまま塗装をしても完成直後は問題なくきれいな仕上がりに見えますが、数年経つと汚れが残っていた部分が浮き上がり、塗装が剥がれてきてしまう可能性があるのです。

汚れた部分が残っていたために下地塗料の密着が足りずに落ちてしまう事が原因です。

そうなってから業者にクレームを入れても、泣き寝入りという状態になってしまう事もありますので注意しましょう。

 

 

建材別落とすべき汚れ

建材によって汚れ方や注意すべき汚れ、洗浄の際の注意点が異なります。

では、種類別にご紹介していきましょう

 

 

・モルタル

カビの根が塗装内部まで入り込んでいると除去しきれないこともあります。

無理に高圧洗浄で取ろうとすると、塗装が剥がれたり削れたりすることもあるので注意しましょう。

 

 

・サイディング

チョーキングが激しい場合は、粉を水洗いで落とさないと塗料が剥げる要因になってしまいます。

これは、チョーキングがブロックして塗料が密着していない事が原因です。

 

 

・鉄部

外壁以外にも、アルミやサッシなどにカビがこびりついていることも珍しくありません。

高圧洗浄できれいになりますので、外壁と一緒に洗浄してもらいましょう。

 

 

根深いカビやコケにはバイオ洗浄が効果的!

外壁の汚れの約7割はカビやコケなどの雑菌によるものです。

これには根こそぎ洗い落とすバイオ高圧洗浄が効果的です。

通常の高圧洗浄では落としきれなかった、0.01mmにも満たないピンホール(穴)に潜んでしまっているカビや藻、旧塗料が残ったままの外壁の汚れを徹底的に落としてくれます。

 

しっかり汚れを落とすことで、塗料の密着性が良くなり、塗料の性能が格段に長持ちするのです。

また、殺菌消毒作用により、洗浄後の美観にも継続的な効果がありますよ。ただし、洗剤が塩素系のものになりますので、金属には使えません。覚えておきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?塗装をご自分でやるという方もいらっしゃいますが、下地処理の部分が一番プロとの差が出てくる部分になると思います。

何度もお話しましたが、下地処理は塗料の性能を発揮するためには、非常に重要になってきます。

 

プロに頼むとお金がかかると言われる方もいらっしゃいますが、塗装の回数の限界は3~4回です。

ご自分で塗られると、耐久年数は3年ほどですので、12年ほどで貼り替えが必要になってくる可能性があります。

プロに依頼すれば、3~4回の塗り替えで30~40年以上持たせることのできる塗料も存在します。

 

目先の金額にとらわれることなく、長い目で見て計画を立てていく事が大切になってくるでしょう。

長期的に見れば、プロの塗装屋さんに依頼した方が安いことが多いです。

初期投資はかかりますが、折角お金をかけるのですから、よく考えて頂きたいですね。

 

 

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