「塗料選び=色選び」は間違い!機能性を考慮した塗料選び

iroerabi

 

「塗料を選ぶ」という事は、単に色を決める事ではありません。現在、塗料の種類は数千種類あると言われています。

科学の発展に伴い、日々新しい塗料が開発されています。

また、塗料には様々な付加機能があります。
選ぶ際には、自分の家の外壁にどんな機能の塗料が合うかを様々な視点から判断しましょう。

 

 

プロでも難しい塗料選び

塗料を選ぼうと思っても、どれを選択して良いのか分からないという人が多いと思います。
その要因の一つが、用途が多角化して塗料の種類が多い事が挙げられます。

プロでも比較的決まったものを使用する事が多く、すべての種類を把握できないと言っても過言ではないでしょう。

 

その上、一部の塗装会社は自社の利益のために高額な塗料を勧めてくることや、インターネットでは商売じみたサイトばかりで信用度が低いのが正直なところです

。情報ばかりが先行し、何が本当に良い塗料なのか分からない状況です。

塗料の種類は大まかに分けると、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類になります。
では、塗料選びについてご紹介していきましょう。

 

 

大まかな塗り替えのサイクルをイメージする

最初に考えて頂きたいのが、塗り替えるサイクルの目安を何年にするかという事です。

これまでの塗り替えのサイクルは7~10年を目途に考えられて来ました。

しかし、最近の塗料の進歩は、そのサイクルを20年程まで伸ばしてきているのです。

20年サイクルで計画する場合は、予算との兼ね合いもありますが、おのずとアクリルシリコン樹脂塗料以上の耐久性が必要になってきます。
長く住み続けるつもりなら、20年以上持つ塗料を使うのがおすすめですね。

ただし、20年以上持つ塗料と言っても、そのお宅のある地域の気候、場所によって劣化の速度は変わってきます。

また、20年以上とは実験結果でそのように言っているだけで、実際に開発されてから10年も経過していないのが本当のところです。
事例はありませんが、10年間保証などが付いている塗料もありますので確認してみましょう。

 

外壁の種類に応じた塗料選び

モルタルやサイディングなど、使用されている外壁の種類に応じて選択する塗料は変わってきます。

例えば、モルタルの場合は経年劣化でクラックが発生します。
発生を抑えるためには、建物(下地)の動きについていける弾性のある塗料を厚めに塗る必要がありますが、3年程度で固まってしまう弾性塗料もあれば、20年経過しても「モチモチ」しているものもあり、材料や工程数、予算などで差が出てきます。

 

工程は、下塗りに微弾性フィラーを砂骨ローラーで厚く塗り、上塗りを2回行います。
クラックの発生しやすい場所は、下地処理V字カットシーリングなどをしっかり行う必要があります。

また、金属サイディングの場合にはサビに注意しましょう。
特にジョイント部に多く見られますので、防サビ効果のある下塗り塗料がお勧めですよ。

 

同じサイディングでも窯業系(多彩模様)サイディングの場合は、塗り替えのタイミングが7~8年経過後と少し早めになります。

色や模様を邪魔しない透明なクリアー塗料なら、保護効果の高いものを選びましょう。
外壁の建材の短所をカバーするために必要な機能を把握して、塗料を選ぶ必要があることを覚えておきましょう。

 

まとめ

はじめにも言いましたが、塗料選びは色選びではありません。
現在、本当にたくさんの種類の塗料が存在しますが、それぞれに特徴があり、施工方法も違ってきます。

また、業者によっても勧めてくる塗料は違ってくるでしょう。
業者としっかり打合せして、塗料の特徴について話を聞いてみて、決めていきましょう。

塗料に関しては素人が選ぶには種類が多すぎるので、プロに相談することをお勧めしますよ。

 

 

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